「開業したいけど、簿記って本当に必要なの?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか🤔
確かに、最近は会計ソフトが充実していて、難しい計算を自分でしなくてもある程度は管理できます。でも、それでもやっぱり簿記の知識はとても大切なんです。
今回は、「なぜ開業に簿記が必要なのか?」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
1. お金の流れを正しく把握できる
事業を始めると、売上や経費、仕入れや税金など、さまざまなお金が動きます。簿記は、このお金の流れを「見える化」するためのルールです。
これができていないと、自分の事業が黒字なのか赤字なのかも分からず、「気づいたらお金が足りない…」なんてことにもなりかねません。
2. 確定申告に必要だから
個人事業主として開業すると、毎年確定申告が必要になります。その際に提出する「青色申告」や「白色申告」では、帳簿や仕訳が必要です。
特に青色申告特別控除(最大65万円)を受けるには、正しい簿記(複式簿記)で記帳しなければいけません。
これは税金面でも大きなメリットになりますが、間違いのない記帳が前提なので、簿記の知識が必要不可欠です。
3. 資金繰り・経営判断に役立つ
売上が上がっていても、支払いが重なる月に資金が足りなくなることはよくあります。簿記を使ってお金の動きを管理していれば、今どれだけ使えるお金があるのか?を正確に把握できます。
また、どの商品・サービスが利益を出しているかといった経営の判断材料にもなるため、簿記は日々の経営に役立つ道具でもあります。
4. 融資や補助金の申請に有利
事業資金を調達するために、金融機関からの融資や公的な補助金を利用することもあるでしょう。そのときに重視されるのが、経理の正確さです。
帳簿がしっかりしている人は、「この人はお金をきちんと管理できる」と判断され、融資や補助金の審査でも有利になる可能性があります。
最後に|簿記を学ぶことで自信がつく
簿記を学ぶと、お金のことがわかるようになり、事業を自分の手でしっかりと運営していく力がつきます。これは開業してからの大きな自信につながります。
「これから開業したい」「副業を始めたい」と考えている方は、まずは日商簿記3級あたりから学んでみるのがおすすめです✨
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